積読を消化
年末年始はJediやDoc2Vecと格闘しつつ、積ん読の消化に励みました。
Pythonエンジニアファーストブック
- 作者: 鈴木たかのり,清原弘貴,嶋田健志,池内孝啓,関根裕紀
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前半は優しい内容でしたが、後半は実践的な内容でとても勉強になる本でした。 後半だけさらっと振り返ります。
4章 スクレイピング
Scrapyはすごい強力なツールですが、細々としたスクレイピングではちょっと重厚すぎる印象でした。 サーバーを立ち上げて、スケジュール組んで定期的にジョブをはしらせるような状況なら非常にありがたいツールです。 あとScrapy shellには驚きました。もっとはやく使えばよかった。
5章 PyData入門
describeメソッドには感動しました。 いま開発しているニュース原稿のカテゴリー分類機は、入力データが単純なCSVなのでPyDataを使う機会がなさそうなので残念です。 センサーなどで収集した大量なデータを扱うときには強力なツールになるという印象です。
6章 Webアプリケーション開発
DjangoでWebアプリを作っていく章でした。Djangoの使い方の流れを追いましたが、正直覚えきれてないです。それぞれのパーツの存在理由、設定理由を把握しつつ読みましたが、自主的に何か作って流れを追わないと覚えきれないですね。こればかりは仕方がありません。実戦あるのみです。
TeamGeek
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 作者: Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman,及川卓也,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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出版直後に購入したのですが、長年放置した1冊です。当時は会社でのチーム作業で八方塞がり状態だったので、この本を読んで平静を保つ自身がなく途中で投げ出したのを思い出しました。凄くいい本なのですが、この本を読んで毒だと感じたらなら、きっとその職場を去るときなのでしょう。
内容は誰もが当たり前だと思いながらも当たり前にできないでいることが整理して書いてあります。一言でまとめるなら「仕事する相手、商売する相手、みな心をもった人間である」でしょうか。
一番、響いたのは「ミッションステートメント」でした。前職のチームでは、ミッションステートメントが曖昧だったり、曲解したり、都合のいいように解釈したり、破ったりすることが横行していました。方向性の統一が出来てないと、検討する内容が増え、集中力が散漫になり、作業効率がどんどん落ちていきます。「ミッションステートメント」を作りみんなで守ることは、シンプルな意思決定を保つことができます。人間が作るものなので多少の間違いがあるかもしれないが、ー度決まったものは蒸し返さず守るというのはとても大事なことです。チームの方向性を定義して、プロダクトのスコープを制限する。、そしてこれを守り気持ちよく仕事をしたいものです。
つぎの本
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
- 作者: Dustin Boswell,Trevor Foucher,須藤功平,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 68人 クリック: 1,802回
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お次はリーダブルコードを読もうと思います。これも出版直後に買ったのですが、前職では毒になっていたため、パラパラ読んで放ったらかしにしていた。